星廻りの辞典 / 6つの占い
ジオマンシー
砂占い(すなうらない) / 中東
一言でいうと
空ではなく、いま立った形を読む
ジオマンシーとは
ジオマンシーは、中東から北アフリカにかけて広まり、中世のヨーロッパにも伝わった占いです。日本語では砂占い(すなうらない)と呼ばれます。地面や砂の上に点を打ち、その打った数から16種類の図形のどれかを立てて、いまの状況を読みます。
専門的には
図形は4つの行でできていて、上から火・風・水・地にあたります。各行が一点か二点かの2通りなので、組み合わせは2の4乗で16通りです。まず4つの母図形を立て、そこから娘図形・姪図形・証人へと合成していき、最後に裁判官という1つの図形にまとめる展開法をシールドチャートと呼びます。星廻りが日々の判定に使うのは、このうち第一母図形(問う人自身を表す位置)です。裁判官は合成の性質上、点数の合計が偶数にしかならないため、16図形のうち8種しか出てきません。16の表を全部活かせる第一母図形のほうを採っています。
星廻りではこう考えます
ジオマンシーで、いちばん多いつまずき
「6つとも、星を見る占いだろう」と思って読むと、ここだけ話が合わない
ジオマンシーは、空を見ません。
星廻りが使う6つのうち、5つは今日の空か暦から値が出ます。九星気学の日盤、四柱推命の日干支、西洋占星術の月の星座、ナクシャトラの月宿、マヤ暦のKIN。どれも「今日という日そのもの」が先にあって、そこにあなたを重ねる形です。
ジオマンシーだけ、そこが違います。空も暦も使いません。読むのは、その場で立てた図形のほうです。
伝統では、地面や砂に手で点を打ちます。いくつ打ったかは数えません。打ち終わってから、偶数か奇数かだけを見る。それを4回くり返して、4つの行を作る。そうして立ち上がった1つの形を読みます。
つまりジオマンシーが見ているのは、天体の位置ではなく、その瞬間に立った形です。
だから星廻りは、このページに「今日の空」を置いていません。この占いに、そういうものが無いからです。ほかの5つと形を揃えるために、無いものを作ることはしません。
ジオマンシーは、こうやって図形を立てます
図形は、4つの行でできています。上から火・風・水・地。それぞれの行に、点がひとつ打たれるか、ふたつ打たれるか。
2通りが4行ぶんなので、出てくる形は全部で16種類。これがジオマンシーのすべてです。
16の図形
大いなる幸運
フォルトゥナ・マヨル
どの面にも追い風が吹く形
小さな幸運
フォルトゥナ・ミノル
早い流れに乗ると実る形
獲得
アクイジチオ
手にしたものが増える形
喪失
アミッシオ
手放すことが次の余白になる形
喜び
ラエティティア
心が軽くなる知らせの形
悲しみ
トリスティティア
休息と手当てが効く形
少女
プエラ
柔らかな縁が近づく形
少年
プエル
仕事の攻めに向き、恋は急がない形
白
アルブス
考える仕事が冴える形
赤
ルベウス
ひと呼吸おいてから動くと整う形
結合
コニュンクチオ
人と組むほど良くなる形
牢獄
カルケル
足元を固める停滞の形。守りが吉
竜の頭
カプト・ドラコニス
新しく始めることに向く形
竜の尾
カウダ・ドラコニス
終わらせること・手仕舞いに向く形
道
ヴィア
変化の途中にいる形。流れに任せてよい
群衆
ポプルス
現状維持が落ち着く形
ラテン名は、中世のヨーロッパに伝わったときの呼び名です。覚える必要はありません。16種類しかないということだけ分かっていれば、この占いの全体はもう見えています。
よくある誤解
16のなかには、喪失、牢獄、悲しみ——出てきたときに身構えてしまう名前があります。
けれど図形は、あなたを採点していません。いまの状況の形を表しているだけです。
「喪失」は、手放すことが次の余白になる形。「牢獄」は、足元を固める停滞の形。守りが吉。「悲しみ」は、休息と手当てが効く形。 どれも、その状況で何をすると楽になるかまで含んだ形になっています。
良い図形を引いた、悪い図形を引いた、ということはありません。16のどれが出ても、そこには今日の過ごし方が書かれています。
今日のあなたでは
生年月日を入れると、今日のジオマンシーがあなたの一日をどう見ているかが、根拠つきで出ます。 6つの占いぜんぶの見立てと、その日の総合も同じ画面で読めます。
今日のわたしを読む生年月日はこの端末の中だけに保存され、サーバーには送られません。
星廻りでは、こうやって図形を立てています
伝統のジオマンシーでは、砂や地面に手で点を打って図形を立てます。画面の上でその手つきをそのまま再現することはできないので、星廻りでは、あなたの生年月日と今日の日付を組み合わせた文字列から、決まった手順で図形を立てています。
そのため、同じ生年月日と同じ日付なら、いつ開いても同じ図形が出ます。引き直しはできません。気に入らない形が出たときに、もう一度引いて別の形を出す、ということができない作りにしています。
この占いを知った今日のあなたへ
引き当てたのではありません。
今日のかたちが、そう出ているだけです。
ジオマンシーは、星廻りが照らし合わせる6つの暦のひとつです。残りの5つが同じ一日を別の角度から見ているので、ジオマンシーだけで一日が決まるわけではありません。
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